しがぎん経済文化センター

徳川政権十五代 -徳川社会と日本の近代化- 講師 笠谷 和比古 先生

「日本の近代化の源 徳川幕府260年に迫る!」

笠谷 和比古

日本はいかにして近代化を果たしたのか? この問題は徳川幕府十五代を抜きにしては語れません。これまで一般的に、日本の近代化は徳川幕府が終わってから始まった、明治政府の文明開化によるものとされてきました。また薩英戦争や下関砲撃事件は惨敗だったといわれてきましたが、これには大きな疑問が残ります!ペリーが来航した時、日本は世界情勢を分析してヨーロッパの最新式軍事技術をすでに取り入れていました。その根底にあったのは18世紀の知識のインフラなのです。欧米列強と接触した時に、植民地にならずに独立を保ち資本主義的経済発展と政治的近代化の道を歩んだ日本。これは徳川のサムライたちの偉業であり、日本の近代化の根源は徳川の社会の中にあると考えるべきです。


 


なぜそのような近代化に向けたパワーが江戸時代に生まれたのでしょうか? 今回の講座では、その背景にある260年続いた徳川幕府の前半を解き明かします。


講師プロフィール

国際日本文化研究センター名誉教授 笠谷 和比古 (かさや・かずひこ)

京都大学文学部史学科卒。文学博士。専門は歴史学、武家社会論。帝塚山大学文学部教授を経て現職。この間、ドイツ:ベルリン大学、中国:北京外国語学院、フランス:パリ大学等の客員教授を歴任。またNHK「その時、歴史が動いた」や「BS歴史館」などにもゲストコメンテーターとして度々出演。

笠谷 和比古

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