しがぎん経済文化センター

中谷 満Mitsuru Nakatani

中谷 満

中谷 満

大阪フィルのティパニというと…。満さんが大阪フィルを退団する。この春、日本の、いや世界の音楽界が驚き、そして、落胆のため息をついた。あのティパニが聴けないと寂しがる人は数知れず。
この春からは、相愛大学の教授として、後進の指導に比重を傾けることとなった。彼の指導力は相当なもので、数多くの優秀な打楽器奏者を世に送り出してきた。
そして、演奏家だけでなく、音楽文化を支える、人材を育ててきた貢献は計り知れない。そして、滋賀音楽振興会をはじめ、地元滋賀での活動と音楽文化に対する貢献は周知のこととなっている。ますます、活発な活動ぶりに、本当に目が離せない存在といえる。

プロフィール

大津市出身。1973年京都市立芸術大学音楽学部打楽器専攻卒業。同年大阪フィルハーモニー交響楽団に入団。1977年3月から1年間旧西ドイツ国立ベルリン音楽大学に留学、ベルリン・フィルの首席ティンパニストのW.テーリヒェンおよび国立ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団の首席打楽器奏者K.キースナー氏に師事するとともに、ベルリン放送管弦楽団、ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団などに出演する。
帰国後は、1990年よりパーカッション・アンサンブル「シュレーゲル」を主宰するなど、オーケストラでの演奏のほかに数多くの協奏曲独奏やアンサンブルの活動を行い、そのなかでもテーリヒェン氏の「ティンパニ協奏曲」を数回にわたり紹介したことは特筆に値する。
京都市立芸術大学在学中は村本一洋氏に、卒業後は山口恭範氏に師事。
2008年3月大阪フィルを退団。同年4月より相愛大学音楽学部教授に就任。また、大阪芸術大学で客員教授、同志社女子大学などで非常勤講師を努め、後進の指導にも精力的にあたっている。

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