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奈良田 朋子Tomoko Narata

奈良田 朋子

奈良田 朋子

「湖国が生んだヴィルトゥオーゾ」というと「そんなたいそうな」と奈良田さんご本人にいわれそうですが、その名に恥じない演奏を、特に、しがぎんイメージキャラクター時代には、数々のオーケストラと協演し、ピアノ協奏曲の名曲の数々を湖国の音楽ファンに彼女の見事な演奏で届けてくれました。
ソリストとしての実力とその安定性は定評済みですが、最近は室内楽活動も積極的で、日本のトップアーティスト達と組んでのピアノトリオなどは、たった3人なのに、オーケストラ並の迫力の演奏で、聴衆を楽しませてくれます。
大学で後進の指導にも忙しい中でも、着実に演奏活動を展開する様は、「私はピアノと結婚する」という彼女の冗談もまんざらではないかもしれません。

プロフィール

滋賀県立膳所高等学校、京都市立芸術大学音楽学部を首席卒業後、フランスに約7年留学。パリ国立高等音楽院第3課程高等研究科、パリ・スコラカントルム、マルセイユ音楽院各マスタークラス修了。マリア・カナルス国際コンクールにてメダル、ラフマニノフ国際ピアノコンクールにて第2位及びラフマニノフ特別賞、マヴィ・マルコツ国際ピアノコンクールにて最高位、リスト国際ピアノコンクールにて第3位受賞。フランス、イタリア、オランダ各地での演奏会の他、97年日本デビューリサイタルを皮切りに、ラヴェルのピアノ曲全曲演奏会を含めたソロ活動や、室内楽、また協奏曲のソリストとして大フィル、京響、関フィル、大阪センチュリー、大阪シンフォニカーなどと共演多数。平成9年度滋賀県文化奨励賞、2003年平和堂財団芸術奨励賞受賞。第7代目の滋賀銀行のイメージキャラクターを務めた。武庫川女子大学音楽学部教授。大阪教育大学講師。

受賞歴

1994年 マリア・カナルス国際音楽コンクールにてメダル受賞
1995年 第10回ラフマニノフ国際ピアノコンクールにて第2位
及びラフマニノフ特別賞
1995年 第4回 マヴィ・マルコツ国際ピアノコンクールにて第2位(1位なし)受賞
1996年 第4回リスト国際ピアノコンクール第3位
1997年 平成9年度滋賀県文化奨励賞
2003年 平和堂財団新進芸術家賞受賞

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