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久末 航Wataru Hisasue

(C)Kei Uesugi

プロフィール

1994年滋賀県大津市生まれ。5歳より本格的にピアノを始める。2007年、小学6年生の時に若杉弘指揮・京都市交響楽団と「動物の謝肉祭」(サン=サーンス作曲)で共演。第8回ショパン国際ピアノコンクールin Asia小学5・6年生部門金賞。第13回神戸国際学生音楽コンクール最優秀賞および神戸市長賞受賞。第32回ピティナ・ピアノコンペティションJr.G級金賞および讀賣新聞社賞・ソナーㇾ賞受賞。2009年、中学2年生で初のソロリサイタルを開催し、2009年度青山音楽賞新人賞を史上最年少で受賞。第9回宝塚ベガ学生ピアノコンクール高校生部門第1位および宝塚演奏家連盟賞受賞。第64回全日本学生音楽コンクール高校の部全国大会2位。平成25年度平和堂財団芸術奨励賞音楽部門受賞、2015年より同財団海外留学助成者。平成28年度滋賀県次世代文化賞、平成29年度大津市文化奨励賞受賞。2018/19年度公益財団法人ロームミュージックファンデーション奨学生。シャネル・ピグマリオン・デイズ2019アーティスト。
辰巳晴生・美行、村上久仁子、田隅靖子各氏の指導を受け、高校卒業後に渡独。ドイツ・フライブルク音楽大学学士課程にてギレアド・ミショリ氏に師事し最優秀の成績で卒業。ログリット・イシャイ、セバスティアン・ハーマン各氏らに室内楽を学ぶ。2015年にはパリ国立高等音楽舞踊学校への交換留学でエマニュエル・シュトロッセ氏に師事。ピアノ、室内楽、バレエ音楽ピアノ即興法を学び、最優秀の成績を修める。
海外の国際コンクールでは、第6回ドイツ・レプティーンピアノコンクール第1位および聴衆賞、第6回イタリア・マッサローザ国際ピアノコンクール第2位および聴衆賞、第7回フランス・リヨン国際ピアノコンクール第1位および聴衆賞を受賞。2016年にはドイツで最も歴史あるコンクールの一つ、メンデルスゾーン全ドイツ音楽大学コンクールにて第1位および特別賞を受賞。2017年秋には、世界的に権威ある第66回ミュンヘン国際音楽コンクールにて第3位、および委嘱現代作品の最も優れた解釈に贈られる特別賞を受賞、国際的に注目される。
これまでにバイエルン放送交響楽団、ミュンヘン室内管弦楽団、シュトットガルト室内管弦楽団、ヴュルテンベルク・ロイトリンゲン管弦楽団、インゴルシュタット室内管弦楽団、コレギウム・ムジクム・バーゼル管弦楽団、日本センチュリー交響楽団(指揮:阪 哲朗)、びわ湖祝祭管弦楽団(指揮:秋山和慶)等、数々のオーケストラと共演。国内外でソロリサイタルを多数開催し、特にコンツェルトハウス・ベルリン、東京・紀尾井ホールでのリサイタルは高い評価を得た。欧州での様々な音楽祭に招かれ、ドイツ・インゴルシュタット“AUDI音楽フェスティバル”、ベルリンでの“Young Euro Classic 2016フェスティバル”、フランス・グアドループ島での“Prèmiere Rencontre autour du piano 2016フェスティバル”、びわ湖☆アートフェスティバルなど、いずれも喝采を受ける。
第2回フランス・ギャニー国際ピアノコンクールでの第1位およびMusideco賞受賞により、同コンクールでの録音がイタリアのレーベル“Musideco”の協力のもとiTunesやGooglePlay、Amazonなど音楽配信サイトにてデジタルリリース。同レーベルでは2枚目となるリリースが予定されている。また、ベルリン芸術大学のレーベル”betont”のもとCDを制作し、2017年に発売。
2017年秋よりベルリン芸術大学大学院にて、パスカル・ドゥヴァイヨン氏に師事、現在クラウス・ヘルヴィッヒ氏のもとで研鑽を積む。
2020年に入り、2019年度第29回青山音楽賞では、小島燎氏(ヴァイオリン)とのデュオリサイタルが、バロックザール賞を受賞。1月26日には、公益財団法人平和堂財団設立30周年記念ガラコンサートにて、篠﨑靖男氏の指揮、Gala2020スペシャルオーケストラとの共演のもと「パガニーニの主題による狂詩曲」(ラフマニノフ)を演奏、好評を博した。

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