しがぎんホールではクラムジカ第8回演奏会「うつしよの意楽」が行われました。
(11月23日)

クラムジカとは「不器用な音楽」という意味。2008年に滋賀県を代表する作曲家の一人、中村典子さん(草津市出身)を中心に創立された作曲・音楽家集団です。今回は創立30周年を迎えるフルートオーケストラ「湖笛の会」(代表:中山登志子さん)とのコラボレーションにより、公募作品3作を含む全11曲がすべて初演という意欲的な取り組みがされました。

コンサートでは各曲の作曲者とクラムジカメンバーのお話し・解説が入り、曲に対する考えや想いに直接触れることができました。


フルートならではの繊細な音色や和音を重視した曲、通常の奏法だけでなく特殊奏法を駆使した曲など、さまざまなタイプの曲が11曲演奏されました。

休憩をはさんだ後半では、「湖笛の会」のみなさんはシックな黒のドレスに衣装をチェンジされ、ステージはまた違った印象に。