県内の景気動向をまとめた、毎月掲載の「県内経済概況」。
 
今回の概要を簡単にご説明しますと…
「回復に向けた動きが続いているものの、全体的に弱含みで推移」
となります。

内閣府が11月25日に発表しました「月例経済報告」のなかの「我が国経済の基調判断」では、「景気は、このところ一部に弱さもみられるが、緩やかな回復基調が続いている」と、前月と同じ表現にしています。

では、滋賀県に限定した今月の県内景気の動向を前月の同レポートとの比較でみますと、前向きな動きとしては、
�「百貨店・スーパー販売額」は4か月連続で両ベースともプラス
�「新設住宅着工戸数」は前月に続き大幅のプラス
�「求人倍率」は両倍率とも上昇
などの点が挙げられるものの、一方、厳しい動きとしては、
�「鉱工業生産指数」は2か月ぶりのマイナスで一進一退
�「民間非居住用建築着工床面積」は前月に続き大幅のマイナス
�「公共工事」の請負金額は3か月ぶりの大幅マイナス
などが挙げられます。

ぜひ、最新版の「県内経済概況」「滋賀県内経済指標」をチェックし、皆さまの事業運営等のご参考にしていただければ幸いです。