県内の景気動向をまとめた、毎月掲載の「県内経済概況」。
 
今回の概要を簡単にご説明しますと…
「回復に向けた動きが続いているが、中国経済の動向が懸念材料」
となります。

日本銀行京都支店が11月9日発表しました「管内金融経済概況」によりますと、
「京都府・滋賀県の景気は、回復基調にある」とし、総括判断を7か月連続で据え置いています。

また、内閣府が10月14日に発表しました「月例経済報告」のなかの「我が国経済の基調判断」では、「景気は、このところ一部に弱さもみられるが、緩やかな回復基調が続いている」としています。

では、滋賀県に限定した今月の県内景気の動向を前月の同レポートとの比較でみますと…
�「鉱工業生産指数」は両指数とも2か月ぶりのプラス
�「百貨店・スーパー販売額」は3か月連続で両ベースともプラス
�「新設住宅着工戸数」は3か月ぶりの大幅プラス
�「公共工事」の請負金額は2か月連続の大幅プラス
一方、
�「民間非居住用建築着工床面積」は3か月ぶりの大幅マイナス
などの点が挙げられます。

ぜひ、最新版の「県内経済概況」「滋賀県内経済指標」をチェックし、皆さまの事業運営等のご参考にしていただければ幸いです。