県内景気の動向をまとめた、毎月恒例の
「県内経済概況」。
 
今回の概要を簡単にご説明しますと…
「総じて弱含みの状態が続いている」
となります。

日本銀行京都支店が8月10日発表しました「管内金融経済概況」によりますと、
「京都府・滋賀県の景気は、回復基調にある」とし、総括判断を4か月連続で据え置いています。

また、内閣府が7月21日に発表しました「月例経済報告」のなかの「我が国経済の基調判断」では、「景気は、緩やかな回復基調が続いている」としています。

では、滋賀県に限定した今月の県内景気の動向はどうでしょうか???
前月の同レポートとの比較でみますと…
�「鉱工業生産指数」の3か月移動平均値は3か月連続のマイナス
�全店ベースでみた「大型店売上高」の前年比伸び率は大幅鈍化
�「民間非居住用建築着工床面積」は2か月連続のマイナス
一方、
�「新設住宅着工戸数」は2か月ぶりのプラス
�「公共工事」の請負金額も2か月ぶりのプラス
�「新規求人倍率」は前月に比べ0.12ポイント上昇
などの点が挙げられます。

ぜひ、最新版の「県内経済概況」「滋賀県内経済指標」をチェックし、皆さまの事業運営等のご参考にしていただければ幸いです。