こんにちは^^ りんりんです。
久しぶりの投稿にドキドキしております!

さて、今回は参禅体験のレポート第2回目、「写経」についてお届けします。

突然ですが、皆さんは「写経」をご存知でしょうか?
写経とは読んで字の如く「お経を書き写す」ことです。
「字が汚いし、そんなのムリムリ!」と思った方、どうぞご安心ください!
半紙の下に、お経の見本を置き、なぞり書きができるのです!

写経を始める前に、まずはお釈迦様の誕生のお話や写経をする上での心構えをお聞きしました。
とても分かりやすく説明してくださるので、参加者の皆さんも熱心に聞き入っていらっしゃいました。

お話の後は、いよいよ写経です。

まずは、自分で墨をすることから始めます。
水差しから、すずりに少量の水を注ぎ、黙々と墨をすりました。
全員で一斉にするので、部屋中に墨の香りが漂います。
墨の独特の香りを楽しむことができるのも、写経ならではですね。

墨がすれたら、いざ写経!!

写経は、うまく書くのではなく、心を落ち着かせて、一文字一文字、丁寧に書くことが大切…と教えていただきました。

ちなみに、写経は正座で行います。
お釈迦様の教えである「お経」を書くのですから、正しい姿勢で取り組むのが礼儀とされているからです。
もちろん、足がしびれてきたら、休憩してOKですよ。

最後に、祈り(願文)を書いて、日付と名前を書いたら完成。

写経時間は、1時間半あったのですが、私は書くスピードが遅く、終了間際に何とか完成できました。ホッッ。
参加者の皆さんは、時間内にほぼ書き終えていらっしゃいましたよ(笑)

書き終えた写経用紙は、家の神棚に置いたり、額に入れて高い位置に飾っておいたり、お守りの中に入れて、持ち歩いてもよいそうです。
私は早速、額にいれて自宅に飾っています。

また、お寺や神社に行き、写経をお納めすると御朱印をいただくことができます^^
最近では、スタンプラリー感覚で御朱印巡りをされる方もいらっしゃいますが、本来は写経を寺院にお納めした証に御朱印をいただくそうです。
なるほど〜!勉強になりました!!


足のしびれと格闘しながらの1時間半。
書き始める前は、「そんな長い時間できるかな〜」と不安でしたが、いざ始めてみると、あっという間。

書き終えた後は、心地よい疲労感と達成感で、何とも清々しい気持ちになりました。

一文字ずつ書き写す…。
とてもシンプルなことですが、だからこそ、無心になって集中することができるのですね。

「写経は自宅でもできますよ」とアドバイスをいただいたので、心を無にして、自分と向き合う時間を作るためにも、時々やってみよう…と心に誓った りんりん でした。

3回シリーズ最終回は、いよいよ「坐禅」についてリポートします☆皆さま、どうぞお楽しみに〜♪