県内景気の動向をまとめた、毎月恒例の
「県内経済概況」。

今回も概要を簡単にご説明しますと…

「一部で前向きの動きがみられるものの、
引き続き足踏み状態」


12月8日、内閣府は7−9月期の国内総生産(GDP)の改定値を
発表しました。物価変動の影響を除いた実質で前期比0.5%減
(年率1.9%減)となり、民間調査機関による事前予測を大きく
下回りました。速報段階から年率で0.3ポイントの下方修正と
なり、景気が足踏み状態であることが確認されました。

では、今月の県内景気の動向はどうでしょうか???
前月の同レポートとの比較でみると…
�「鉱工業指数」の原指数、季節調整済指数がともにプラス
�「乗用車新車登録台数」は4ヵ月連続のマイナス、
「軽乗用車」は3ヵ月ぶりの大幅プラス
�「民間非居住用建築着工床面積」は4ヵ月ぶりの
大幅プラス
�「新設住宅着工戸数」は4ヵ月連続の大幅マイナス
�「公共工事」の請負件数と請負金額はともに3ヵ月ぶりのプラス
�「新規求人数」は前月に続きマイナス

などの点が挙げられます。
そのため、タイトルにあるように、一部で前向きの動きがあるものの、反動減や消費増税の影響により引き続き足踏みの状態にあると考えられます。



ぜひ、最新版の「県内経済概況」「滋賀県内主要指標」をチェックし、皆さまの事業運営等のご参考にしていただければ幸いです。

滋賀ビジネスレポート