今シーズンのしがぎんホールシリーズの最後を飾って下さるのは彦根市で生まれ、今年めでたく15周年を迎えられた



エコーメモリアル・チェンバーオーケストラ



エコーメモリアルの中心メンバーは、コンサートマスターの戸澤哲夫さん(東京シティ・フィル)とチェンバロ奏者の若林嘉代子さん。



笑顔が素敵ですね。記者会見時のお二人です。




さて、公演の様子にうつりましょう。

しがぎんホールではソロや室内楽の公演が多いので、オーケストラの公演は大変珍しいです。舞台上はメンバーの皆さんでぎっしり。豪華なステージです。

指揮者なしのオーケストラでは、コンサートマスターの戸澤さんを中心にメンバーの皆さんがそれぞれ意見を言いながらリハーサルを進めていきます。熱のこもったリハーサルの様子です。





開演前にはヴィオラパートによるロビーコンサートが開催されました。これもしがぎんホールでは珍しい様子。ヴィオラ四重奏もなかなか聴く機会がないかもしれませんね。ヴィオラのみなさんありがとうございます。中低音の渋い音色が心地よかったです。





それでは本公演の様子です。エルガーの「序奏とアレグロ」に続いてはモーツァルトの名曲、「フルートとハープのための協奏曲」が演奏されました。ソロは井伊亮子さんと内田奈織さんです。音色はもちろんですが見た目も大変華やかですね。音をお伝えできないのが残念ですが、華麗なお姿だけでもご覧ください。





ベートーヴェン「ロマンス」のコンサートマスター戸澤さん自らの素敵なソロのあとは、いよいよ最後の曲、ハイドンの交響曲第8番「夕べ」です。ハイドンは104曲もの交響曲を書いた作曲家ですが、後の人がつけたいろいろなニックネームがあります。もちろん「夕べ」もその一つ。ちなみに6番は「朝」、7番は「昼」、そして8番が「夕べ」で6〜8番で1日というセットになっているんですよ。

約20名もの豪華ステージを最後にご覧ください。みなさまご来場ありがとうございました。