日野の熱演に影響されてか、本番直後に台風がやってきました。日野からの帰り道では豪雨であやうく遭難かという危機を免れました。よかったよかった。



そんな台風の影響が心配される中、オーケストラ・ムジカ・チェレステでコンサートマスターを務めてくださった
ユッカ・メリヤネンさんのヴァイオリンリサイタルが予定通り開催されました。




ユッカさんはフィンランドのご出身。フィンランドと日本には共通点があり、ともに名字から先に表記するのが習慣になっています。ですので、山田太郎さんのように、「メリヤネン・ユッカ」さんがフィンランドでは正しい表記のようです。「〜ネン」というお名前も関西人にはなんとなく親しみが…。



今回ピアノは地元滋賀を代表するピアニストの一人、北川恵美さんが務めてくださいました。リハーサル中はドイツ語で会話するお二人。




今日の演奏会からしがぎんホールシリーズの新しいシーズンが開幕します。今回、初の試みとして、シリーズ券ご購入の皆さまにはドリンクのサービスがありました。喜んでいただけたでしょうか。




コンサートではブラームスとフォーレのソナタを中心に、ユッカさんのお国ものであるフィンランドを代表するシベリウスの小品、それに加え日本ではあまりなじみがないかもしれませんが、フィンランドではよく知られた存在であるトイヴォ=クーラの作品も演奏されました。




存分に日本を楽しんでいただいたユッカさんは次の日、母国フィンランドへと旅立たれました。またぜひ日本に来て下さいね。