KEIBUN恒例行事の
『夏の比叡山 参禅体験』
7月30日(土)、31日(日)に開催いたしました。

今年は年齢層も幅広く7歳のお子さまから80歳の方まで
総勢71名と、大変多くの方にご参加いただきました!

どんな体験ができるのか、4回シリーズでご紹介いたします!!!

参禅体験リポート第1弾は
“どのような体験をしていくのか、居士林とはどんなところなのか”
全体像についてお伝えいたします。
●7月30日(土)≪1日目≫  
10:15 現地集合
10:40 オリエンテーション
10:45 入所式(ガイダンス)
11:00 お話(食事作法、食事の意味)
12:00 正 食(昼食)
13:00 比叡山についてのお話
14:00 写 経
16:30 坐禅止観
18:30 非 食(夕食)
19:30 お坊さんと話をしよう
20:30 開 浴(入浴)
22:00 放 心(就寝)
●7月31日(日)≪2日目≫ 
 5:00 覚 心(起床)
 5:20 釈迦堂にて坐禅止観
  6:30 山内巡拝(根本中堂など)
  7:30 作 務
 8:00 小 食(朝食)
 9:00 法 話  
10:00 退所式
10:30 解散
このようなスケジュールで、2日間大変、盛りだくさんの内容となっております!終わってみると「あっという間に終わってしまったなー」と感じるほどです。

比叡山の居士林(こじりん)とは延暦寺西塔にあり、比叡山の中で唯一、広く一般の方に開放された修行道場です。

中に入ると長い廊下があり、1階には4部屋があります。

一番奥には洗心場(洗面所・お風呂・お手洗い)があります。

食事については居士林齋食道場(こじりんさいじきどうじょう)、坐禅止観は釈迦堂で行います。
2階で「写経」を行ったり、「お坊さんとの座談会」などを行います。

私も初めての参加でしたが
日常の生活では味わえない、とても良い経験ができました。

研修中は携帯電話も使えませんし、就寝時間も決まっていて22時になると就寝です。
食事も決められた時間に、決められたものをいただきます。
このような体験をすることで日頃は、携帯電話がないと不安だったり、夜遅くまでテレビをだらだらと見て起きていたり、好きなものを好きなだけ好きな時間に食べているなーということに気付かされ、自分を見つめ直すことができました。
また、「これまで果たして色々な物や物事、すべてに感謝できていただろうか?」と、考える時間にもなりました。

自分自身と向き合う時間を、日常生活で探すのは、難しくありませんか?
一年に一度ぐらいは、自分を見つめなおす時間を自分で作ることは大切だなと今回感じました。
皆さまも、是非いつもと違う生活を味わって、自分を見つめなおしませんか?
新たな気づきが必ずあるはずです!

さて次回は写経についてご紹介いたします。
お楽しみにーーーー!!