文化講座『文学を通して見る近江の風景』の現地学習で

滋賀県高島市を訪ねました!

↑講師の西本梛枝先生。

 

あいにくの雨でしたが、

散策に支障ないほどの小雨でした(^^♪

 

案内してくだっさたのは、

高島町観光ボランティア協会の三宅さん!!

 

今回は、久保田 暁一の『波濤 近藤重蔵と息子富蔵』をもとに歩きました。

まずは、江戸後期の北方探検家、近藤重蔵お墓参りへ。

 

↑道中で古式水道を発見!水源は日吉山の山水で、現在も使用されています。

↑瑞雪禅院の裏山を登ります。重蔵のお墓までもう少し!

到着!

お墓は石造りの柵に囲われ、威厳さが感じられます…。

重蔵は琵琶湖を眺望することができる、この裏山を愛していたため、

ここに葬られたそうです。お墓もしっかり琵琶湖を向いています。

「今は木が生い茂っていて見えませんが、

昔はここから琵琶湖が一望できたんですよ」と語る三宅さん。

また、重蔵が愛した景色がよみがえるといいなあと思いました。

 

さて、お参りの後は、

圓光寺→近藤重蔵幽閉屋敷跡→総門→分部神社

→大溝城本丸跡→乙女が池の太鼓橋 と巡っていきました(^^♪

 

↑(左)大溝藩分部家墓所 (右)圓光寺。近藤富蔵の彫刻遺作仏像半跏達磨像を見せていただきました。

総門。屋根の境目が特徴的です!


大溝城跡。石垣は自然石をそのまま積み上げているそう。

打下(うちおろし)古墳の石棺の写真を見せる三宅さん。

工事中に頭蓋などが入った石棺が発見され

初めは事件性の疑いがあると、警察に通報が入ったというエピソードが!

調べるとかなり古いものだと判明し、「警察ではなく、考古学者を呼んでください」となったそうです(笑)

少し足を止め、「これ、何か知ってますか?」と、三宅さん。

散策中はさまざまな植物を教えていただきました。

 

自然豊かな大溝の町をぐるっと回り、

最後はJR近江高島駅で解散!

最後は半日、お世話になった三宅さんにみんなで拍手!

 

滋賀の新たな魅力が発見できた現地学習でした♪

ご参加いただいた皆さま、誠にありがとうございました!!✨