慌ただしい毎日。目の前のことに追われて、あっという間に1日が終わる…。

 

そんなあなたにご紹介したい「KEIBUN 夏の比叡山 参禅体験」

 

今年で開催32回目をむかえる人気企画!

比叡山に1泊2日し、お坊さんの修行を体験することで、

日常から離れ、自分自身を見つめ直します。

 

今年は7月29日(土)・30日(日)に開催しました。

スタッフが見た様子を4回に分けてレポートします!

 

第1回、坐禅編をお届けします、ウェンディです。

 

坐禅、と聞くと肩をビシッと叩かれる…そんなイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか。

私も今年、初めて参禅体験に参加したので、実際にやってみるまではドキドキしておりました!

 

比叡山居士林では、坐禅のことを「坐禅止観」と呼んでいます。

「無」とは何か。「空」とは何か。

まるで時が止まったかのような空間で、自身を見つめ直します。

 

居士林道場から歩いてすぐの 国の重要文化財である「釈迦堂」で行います。

おしゃべりはせず、心静かに歩を進め、

釈迦堂に入る前にはまず「懺悔文(さんげもん)」を、

中に入ってからは「三礼(さんらい)」「四弘誓願(しぐせいがん)」というお経を唱えます。

 

目線の高さに経本(きょうほん)を開き、お腹から声を出します。

 

坐禅止観の前に、お坊さんからのお話。

 

 

いよいよ坐禅止観の始まりです。

 

まずは、左脚を右脚の上に乗せ、手は楕円を描くように組み、姿勢を正し、

呼吸を落ち着かせ、目は半眼(薄く目を開けた状態)。そして、自らの心も整えます。

 

心の中でゆっくりと「1…、2…、3…、」と呼吸の数を数えることに集中…。

しなければならないのですが、心穏やかに無心になることが思いのほか難しく、

1日目の夕方は私も足の痺れが気になったり、雑念が頭に浮かび、なかなか数を数えることに集中できませんでした。

 

一晩、比叡山で過ごし、2日目の朝起きてすぐの坐禅。

あたりに響き渡るのは雨の音のみ。

起き抜けで眠くならないか心配でしたが、2回目だからでしょうか。

1日目よりも多く、数を数えることができ、終わった後には、心がすっきりと軽くなったような気持ちがしました。

 

参加者の中には小学生のお子さまもいらっしゃったので、

「ずっとじっとしているのは辛いかな」と心配していましたが、大人顔負けの集中力!

参加者の皆さまからは

「集中力、忍耐力を鍛えることができた。」

「いつもと違う環境で、日常の雑務を忘れることができた。」

と坐禅の魅力を楽しんでいただけた様子でした。

 

あっという間の1泊2日の修行体験でしたが、

家に帰ってからもきちんと靴を揃えたり、食事をゆっくりと噛みしめたり、

普段当たり前だと思っていたこと一つひとつに

感謝の気持ちを持つことが大切だと気づくことができました。

 

次回はお坊さんからのお話「法話」編をお届けいたします。

お楽しみに!